以下に詳細を記します!
梅村みずほさんの経歴
日本維新の会から政治家へ
梅村議員のウィシュマさんへの不適切発言
梅村議員への処分は委員更迭 謝罪は無し
梅村みずほさんの経歴
梅村みずほ(うめむら みずほ)さんは、1978年(昭和53年)9月10日生まれの44歳。
日本維新の会所属の参議院議員(1期目)です。
梅村さんはもともと旅行会社JTBで勤務していましたが、入社2年後にタレントに転身します。
関西のメディアを中心に、テレビやラジオの司会を担当されていました。
ABCラジオ「桜みずほのハッピーデイ」やサンテレビ「桜みずほのおしゃべりクッキング」などが代表的な出演番組です。
その後、結婚・出産を期に司会・タレント活動を辞め、話し方教室を運営されていました。
日本維新の会から政治家へ
2019年の参議院選挙で、日本維新の会は梅村みずほさんの擁立を発表します。
梅村みずほさんを維新が擁立した理由は、「司会業の経験を活かして若い世代の声を国会に届ける」という目的があったようです。
また梅村さんも、「司会業や旅行代理店勤務などで培ったコミュニケーション能力や柔軟性、母親としての視点や子育て経験、大阪都構想への熱い思いなどを政治家として活かしたい」と述べています。
選挙の結果、彼女は同選挙区で最多の729,818票を獲得し、初当選を果たします。
参議院議員になってからは、法務委員会や東日本大震災復興特別委員会などに所属して活動していたようです。
彼女の政策は、子育て支援や教育改革、地方創生などに重点を置いています。
梅村議員のウィシュマさんへの不適切発言
梅村議員は5月12日の参院本会議で、名古屋出入国在留管理局で2021年3月に亡くなったスリランカ人のウィシュマ・サンダマリさん(当時33)について
「支援者の一言がウィシュマさんに『病気になれば仮釈放してもらえる』という淡い期待を抱かせ、医師から詐病の可能性を指摘される状況につながった恐れも否定できない」
と発言し、支援者らが猛反発していました。
その後の5月16日の同委員会でも、ウィシュマさんが
「ハンガーストライキによる体調不良で亡くなったのかもしれないし、結局、死因は分からなくなっている」
と発言しています。
さらに、
「どこがデマなのか。私の根拠は調査報告書、資料、ウィシュマさんのビデオです。私は国民の皆さんから声を聞いてきた。一生懸命、ウィシュマさんの死を知りたいと、夢にウィシュマさんが現れるまで考え抜きました。そして導き出した可能性をここで(法務委員会)発言しないのは、私の職務怠慢でございます」
と、涙ながらに訴えました。
これをうけて、事態の収拾に日本維新の会が動きます。
梅村議員への処分は委員更迭 謝罪は無し
日本維新の会の藤田文武幹事長は、梅村さんの発言を「思い込みや想像で質疑し、極めて不適切だった」として、「参院法務委員会の委員から更迭します」と発表しました。
梅村議員は、「信念に基づいて発言している」と主張し、謝罪せずに発言を撤回しないという姿勢を示しています(2023/05/18現在)。
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